「終活」という言葉を耳にする機会が増え、「そろそろ自分も始めた方がいいのかな」と考えている方もいるのではないでしょうか。
一方で、「何から始めればいいのか分からない」「元気だから、まだ大丈夫」と感じている方もいるでしょう。
終活は、すべてを一度に決める必要はありません。もしものときに備え、「家族にできるだけ負担をかけたくない」と考えているならなおさら、元気なうちから少しずつ考え、準備しておくことが大切です。
この記事では、これからの暮らしや家族のことを考える機会が増える60代の方に向けて、終活でまず考えておきたい3つのことをご紹介します。
終活とは?まず何から始めればいい?
終活とは、これからの暮らしや将来に備えて、身の回りのことや将来について整理・準備しておくことです。
「終活」というと、お葬式やお墓、相続など、人生の終わりに備えるものというイメージがあるかもしれません。しかし、これからの暮らし方を考えたり、家族に伝えておきたいことを整理したりすることも、大切な終活のひとつです。
最初からすべてを決める必要はありません。「これならできそう」と思える身近なことから、少しずつ始めていきましょう。
とはいえ、「具体的に何から始めればいいの?」と迷ってしまう方も多いでしょう。そこでこのあと、終活を始めるときに、まず考えておきたい3つのことをご紹介します。
「まだ早い」はもったいない。60代こそ終活の始めどき
「まだ元気だし、終活はもう少し先でもいいのでは?」と思う方も多いでしょう。
実際に、終活に関する調査では、「終活を始めている」と回答した人が19.7%で、約8割の人が「まだ始めていない」と回答しています。

終活は、何かあってから慌てて準備するものではありません。むしろ、元気で時間にも気持ちにも余裕がある今だからこそ、自分のペースで考え、選ぶことができます。
定年退職や子どもの独立に加え、親の介護や終活に向き合う機会も増えてくる60代。自分自身や家族のこれからを考える、大きな節目を迎える年代でもあります。
まだ元気で、自分で考え、家族と話し合いながら選択できる60代の今こそ、終活を始めるのにちょうどよいタイミングです。
60代の終活|最初に決めておきたい3つのこと
終活で考えることはたくさんありますが、最初からすべてに取り組む必要はありません。まずは「自分の希望を残す」「お墓や供養を考える」「お金について整理する」の3つから始めてみましょう。

1:自分の希望や大切なことを書き留める
まず始めたいのが、自分の希望や大切な情報を「書き留めておく」ことです。
「家族に伝えておきたいこと」「これからやりたいこと」「医療・介護についての希望」など、思いついたことから少しずつ残しておきましょう。きれいにまとめたり、一度に完成させたりする必要はありません。
とはいえ、「何を書けばいいのか分からない」「自分で整理するのは難しい」という方もいるでしょう。そんなときに便利なのがエンディングノートです。
エンディングノートには、医療や介護、葬儀、お墓、財産、家族へのメッセージなどが項目ごとに整理されています。項目に沿って書いていくうちに、自然と終活について考え、準備を進めることができます。
もちろん、すべての項目を埋める必要はありません。普通のノートでも、パソコンやスマートフォンでも大丈夫です。
大切なのは、自分が無理なく続けられる方法で、必要なときに自分や家族が見返せること。まずは思いついたことをひとつ書き留めるところから始めてみましょう。
2:お墓・供養について考える
まず確認したいのは、「先祖代々のお墓に入る」のか「新しくお墓を用意する」のかということです。
先祖代々のお墓がある場合は、自分もそのお墓に入れるのか、誰が管理しているのか、菩提寺との関係など、今のお墓の状況を家族や親戚に確認しておきましょう。
新しくお墓を用意する場合は、一般墓のほか、樹木葬、納骨堂、合同墓など、さまざまな選択肢があります。なかでも近年注目されているのが「樹木葬」で、新しくお墓を契約した人の半数以上が樹木葬を選んでいるという調査結果もあります。
詳しくは「樹木葬とは?特徴や種類、注目されている理由」や、「お墓の種類や選び方」も参考にしてみてください。
お墓は、墓じまいや菩提寺への確認など、思いがけず時間がかかることもあります。「どのように供養してほしいか」「家族はどう考えているか」を話し合い、元気なうちから少しずつ確認しておくことで、選択肢も広がります。
3:保険・お金について整理する
預貯金や保険など、お金に関する情報も元気なうちに整理しておきたいことのひとつです。
まずは、利用している銀行や加入している生命保険、保有している資産などを確認し、「何を持っているのか」を自分自身で把握するところから始めましょう。
すぐに財産の分け方まで決める必要はありません。大切なのは、もしものときに家族が「どこに何があるのか分からない」と困らないよう、必要な情報を整理しておくことです。
お金のことは後回しにしがちですが、一覧にしておくだけでも、自分自身のこれからの暮らしを考えるきっかけになります。
まとめ|終活はできることから始めよう
終活は、一度にすべてを決める必要はありません。実際に始めてみると、思っている以上に決めることや確認することが多く、一度に整理するのは難しいものです。
まずは、「自分の希望を残す」「お墓や供養を考える」「お金について整理する」の3つから、自分が取り組みやすいものを始めてみましょう。
60代は、まだ元気だからこそ、自分で考え、調べ、家族と話し合いながら選ぶことができる時期です。早めに始めることで、一つひとつに時間をかけて向き合うことができ、選択肢も広がります。
終活は「人生の終わりの準備」だけではなく、自分と家族が、これからを安心して過ごすための準備でもあります。
まずは今日、できることをひとつ始めてみませんか。
終活についてもっと知りたい方は、アンカレッジの終活サービス【無料相談】もぜひご覧ください。
本記事は、株式会社NEXER Groupが発表した「終活と生前準備に関する調査」のプレスリリースのデータを引用しています。
プレスリリースはPR TIMESでご覧いただけます。
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXER Groupと『アンカレッジの樹木葬』による調査」である旨の記載
・アンカレッジの樹木葬(https://jumokuso.anchorage.co.jp/)へのリンク設置

