【開催レポート】あかり保証様をお招きしての勉強会~"安心の老後"を支える終活サポートに向けて

2026.02.21

超高齢社会が進行し、さらに親世代と子世代が別々に暮らすことが当たり前になった現代において、「終活」や「身元保証」は、もはや一部の人だけの課題ではありません。
「自分の最期をどう迎えるか」「誰に、何を、どこまで頼れるのか」。こうした問いは、多くの方にとって切実なテーマとなっています。

アンカレッジでは、2025年12月より株式会社あかり保証様とパートナーシップを開始。
その取り組みの一環として、2026年1月某日、あかり保証の藤本様をお招きし、終活や身元保証をめぐる現状、そして同社が提供されているサービスについて、専門的な知見から学ぶ勉強会を実施しました。

今回の勉強会を通じて感じたのは、終活とは「亡くなる準備」ではなく、「これからの人生を安心して生きるための準備」であるということ。そして、その準備を一人で抱え込む必要はなく、信頼できる専門家や事業者とともに進めていける時代になっている、という点でした。

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高齢者が抱える現実的なリスク

研修のなかでは、高齢者が直面しやすいリスクとして次のようなものが挙げられていました。

  • 急な体調不良や入院
  • 入院・施設入所の際に保証人がいない
  • 認知症のリスク
  • 孤独死のリスク

これらは決して特別なケースではなく、多くの方が将来的に直面しうる問題です。

かつては、こうした場面では家族が中心となって、身元保証や各種手続きを担ってきました。
しかし、近年は身寄りのない高齢者や一人暮らし高齢者が増えており、「家族がいない」「親族と疎遠」「家族はいるが遠方に住んでいる」といった、頼れる相手が身近にいない方も少なくありません。

そのため、これからは「家族ではなく"事業者"が高齢者をサポートする時代」へと変化していくことが求められています。


あかり保証様のサービスと特色

あかり保証様のサービスは、大きく3つの柱で構成されています。

日常生活支援サービス

買い物の手伝い、通院の付き添い、安否確認など、日常生活のなかで生じるさまざまな困りごとに対応してくださいます。

また、定期的な訪問や電話での健康状況の確認もしてもらえ、認知症などの病気の早期発見や、それに起因するトラブル防止に備えることができます。
認知症になった場合に備えて、任意後見制度を利用した弁護士や司法書士による財産管理も対応可能。

「困ったときに連絡できる先がある」「何かあったときに気づいてもらえる」という安心感は、ご本人にとっても、ご家族にとっても大きな支えになるのではないでしょうか。

身元保証サービス

医療機関や老人ホームなどの介護施設への入院・入所時に必要となる身元保証人・連帯保証人の役割を担っていただけます。
これにより、保証人がいないことを理由に、必要な医療や介護を受け難くなるといった事態を防ぐことができます。

死後事務サービス

お亡くなりになった後の遺体確認・引き取り、葬儀や火葬の手続き、遺品整理、各種解約手続きなどを代行していただけます。

アンカレッジの樹木葬や合同墓を契約される方のなかにも、「お墓を用意したは良いけれど、子供がいない自分が亡くなった場合には、誰が埋葬の手配をしてくれるのか」と不安を口にされる方がいらっしゃいます。
生前に死後事務委任を契約しておくことで、「亡くなった後のこと」に対する不安を軽減することができます。

死後事務委任を担う団体は近年増えていますが、医療や生活のケアの専門家に生前中の見守りも託せるところは少ないように思います。生前中~死後のことまでをワンストップで提供しているという点が、あかり保証様の大きな特徴です。


あかり保証様の強み

専門家集団による支援体制

あかり保証様の特徴として、介護・医療に強い弁護士・司法書士・看護師・ケアマネジャーなどの専門家がチームとして関わっている点があります。

任意後見人の指定や遺言書作成、死後事務委任契約など、高齢者の生活や死後の不安を解消するために何が必要なのかを相談でき、備えるための法的手続きを任せられます。

また、契約面だけではなく、利用者の生活に寄り添いサポートする面でも、看護師やケアマネジャーなどの専門家の支援が受けられることも大きなメリットです。
生活支援は公的介護保険でも受けられますが、そもそもは要介護状態にならないと受けられません。あかり保証様のサポートは、「要介護認定に該当しないけれど、生活が覚束ない」となった際の心強い支えになります。

シンプルで分かりやすい料金体系

あかり保証様は、他社と比較してシンプルで分かりやすく、かつ抑えられた料金体系であることも特徴です。
他社では、入会金で150万円~200万円ほど必要になることもあるそうですが、あかり保証様の場合は入会金が88万円に設定されています。(入会金以外に、希望する契約内容に応じて手数料や預託金などがかかります。)

費用を抑えられる秘密は「外注せず、自社で対応できる体制を整えている」から。

社内に弁護士や司法書士、看護師やケアマネジャーが在籍していることから実現できる料金設定であり、長期的な利用を考えた際にも安心できる仕組みです。

あかり保証の料金体系
あかり保証の料金体系(Webサイトから抜粋)

信頼できる体制

契約時には、重要事項説明や契約書の交付を行い、第三者(弁護士・司法書士)立ち会いのもとで契約を締結。 さらに、預託金は信託(エスクロー)口座で管理され、国が定めるガイドライン(※)を遵守した体制が整えられています。
高齢者等終身サポート事業者ガイドライン

また、弁護士母体の事業者としては唯一、(一社)全国高齢者等終身サポート事業者協会の設立メンバーともなっているそうです。

かつて、高齢者の身元保証サービスなどを提供していた団体が倒産し、契約者が団体に預けていた預託金の大部分が返金されなかった、という事件がありました。預託金の管理が適切に行われていなかったことが要因の1つと言われています。
また、自分の判断力が衰えた後に財産管理を任せる場面が想定される終身サービスにおいて、悪徳な業者を引き当てることへの不安を持つ方も多いと想像されます。

そういったなかで、この協会のメンバーであるということは、終身サポートを提供する事業者として適切な基準をクリアしている、という証左になります。

さらには、同協会と東京海上日動火災保険株式会社様との連携により、万一あかり保証様が倒産したとしても、同協会が主体となりサービスの継続提供や金銭的な保証を行うことを目指しているとのこと。

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「ここに来れば、これからのことも相談できる」と思っていただける場所に

「終活」が広く認知されるようになり、お墓探しをはじめとして遺言書作成や死後事務委任といった「万が一」の事態に備える行動を起こす方は着実に増えています。
しかし、それ以上に大切なのは、その手前にある日常を安心して過ごすための備えではないでしょうか。

あかり保証様のサービスは、まさにその日常の不安を解消する「心強い味方」であると感じました。

アンカレッジは、お寺という場所を「亡くなった後の供養をするだけの場」にはしたくありません。むしろ、生きている間の安心を支える存在であってほしいと願っています。

私たちアンカレッジとあかり保証様が連携することで、お墓探しをきっかけに、将来への漠然とした不安を相談できる専門的なサポートへと繋がっていただき、お客様が抱える荷物を軽くしていくことができたら嬉しく思います。


【あかり保証様への相談】
ご自宅や、ご契約いただいた樹木葬・合同墓のある寺院を相談場所にしていただけます。
相談は無料です。
あかり保証様への取次ぎはアンカレッジスタッフへお申し付けください。

【アンカレッジの終活相談】
アンカレッジでは、生前の備えからお亡くなりになった後の手続きまで、「終活」に関するご相談を幅広く承っています。
士業・各種団体・企業と連携し、一人ひとりのお悩みに合わせて、必要な専門家をワンストップでお繋ぎします。
詳細は専用サイト アンカレッジの終活 をご覧ください。